柔軟性の無い学生に対しては可動域向上の為、ランブルローラーやビースティーボール、タイガーテールやビッグ・ワンなどを活用したセルフ筋膜リリース指導をしています。
今回は彼の状況を報告
※写真は本人の了承を得て載せています。
まずは何時も通り前屈をしてもらいます。立位体前屈で床からどの程度に指が届くかを確認します。
マイナス6.1センチ
これは床から指先が6.1センチ離れているということを示しています。
・・・硬いですね。汗
そこで登場ビースティーボール!!
足裏をコロコロ。硬い部分を探しながら行います。
次にランブルローラーでふくらはぎ~下肢全体をアプローチします。
その他、タイガーテールやビースティーボールを使用しながらおおよそ7分程度で下肢のケアは終了。この間、全てセルフ。自分で全て行ってもらいます。
止まってて!と言ったのに「限界!」と頭を起こした瞬間。笑
それでもなんとか床から4.6センチ下へ。
10分もしないのにこの可動域向上。流石カナメ式SMR。(※効果には個人差があります。)
[検証]通院があったときでセルフ筋膜リリースを行った時に計測したものが下記です。
使用前 使用後 可動域向上した長さ 8/28 -3.8→ +1.9=5.7 9/3 -8.3→ +3.4=11.7 9/11 -7.6→ +1.7=9.3 10/2 -6.1→ +4.6=10.7
初回はかなり硬いのであまり可動域は向上できませんでしたが、それでも6センチほどの改善。
コンディションによってバラツキはありますが、セルフリリース後の可動域向上が安定して来ました。あとは本人が自宅でもストレッチをしっかりしてくれればいいのですが…笑
何が大事かというと、せっかく改善した可動域も自分でストレッチを日々行わなければもとに戻ってしまうということです。彼の場合は一番可動域が出ていたのは、実は初回なんです。
とにかく、パフォーマンスを上げるというよりも、「安定したコンディションを作る」というのがセルフケアの一番大切なところです。はっきり言ってツールを使用したテクニックははじめは痛いです。笑
しかし、数をこなして筋肉の状態が良くなってくると、痛みは軽減してきます。
生理学的な話をすると、かなりマニアックになりますので、そのあたりは11月11日に行われる
「ランブルローラーUSA認定/4時間ファウンデーションコース」
で学べます!!
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あくまでもこれはテクニックの一部です。腕、肩の可動域、体幹の回旋などもこのツールを使用したテクニックで変化が出せます。
一緒にセルフ筋膜リリース、ランブルローラーを普及させましょう!
hana
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