そういえば、先月の話になってしまいますが、大坂なおみ選手が全豪オープンで優勝しましたね。
日本人ではなくても、テニスやっている人からするととんでもないことを21歳にして成し遂げてしまったわけですが、一生かけて目指すような4大大会で2大会連続優勝。これはもう、とてつもないことです。
その優勝をサポートしたスタッフ陣営も、相当な研究、努力を積み重ねたことでしょう。
サーシャコーチの腕の太さを見れば、並大抵ではないことはわかりますね…
こんなに筋肉つけて、テニスする時に邪魔じゃないのかな。。。と。。。笑
しかし、セリーナ・ウィリアムズを指導していたチームが、大坂なおみを指導するようになっているという事実。そしてやはり才能もありますがフィジカル面の強化をすることで実績がついてくることも事実です。
フィジカル強化は単純に筋力をつければ良いというだけではだめです。
つけた筋肉をいかに実用的に使える筋肉に変えていくかという点が一番重要です。
怪我をする人の特徴としてはそのバランスが悪いから、自分の出力に動きがついていかないというアンバランスさが災いして怪我をしています。
地味ですが僕の中でのイメージとしては
①体に多方面から刺激を入れる
・セルフ筋膜リリースツールなどで刺激を入れる
(ランブルローラーやタイガーテールなど)
・そうすることで全身の感覚受容器が活性化される
②ストレッチを行う
・静的ストレッチを行い、自分がどの程度の可動域があるかを確認する
・動的ストレッチを行い、動かしながら筋肉の滑走を促す
③・④は並行してトレーニング
・低負荷、可動域を広げるようなトレーニングを行う
・高負荷、筋出力を上げるトレーニングを行う
⑤実際の動きを確認する
⑥確認してどうだったかをフィードバックしてまた①に戻る
この繰り返ししかありません。近道なんて絶対にないのです。
地味にコツコツとそれを積み上げてきて、彼女は成長しています。まだ底が見えないぐらい、可能性があります。
きっと、今の大坂なおみ選手を見て、それを超える選手が出てくるのもそう遠くはないでしょう。
日本テニス界に相当な刺激を与えてくれた彼女に感謝です。
全仏も取っちゃえ!!!!!(そう簡単な話ではないですが…応援しています!!)
hana
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